今年こそ持ちたい!おしゃれ扇子の魅力と選び方

文月

じっとりと蒸し暑い日本の夏、あなたはどうやって涼をとっていますか?エアコンやハンディファンもいいけれど、最近ひそかに人気を集めているのが「扇子」。昔ながらのアイテムと思われがちだけど、実は今、そのデザイン性や機能性がグッと進化して、若い世代や海外の人にも注目されているんです。

通勤電車の中、浴衣を着た夏祭り、アウトドアやビジネスの場面でも…シュッと取り出して、さっとひと扇ぎ。なんだか所作も美しくて、ちょっぴり気分が上がる。そんな扇子が、今の時代にぴったりの“粋な夏アイテム”として見直されています。

この記事では、そんな扇子の最新トレンドから、おすすめの選び方、さらにはライフスタイルに合った使い方まで、あなたの夏をもっと心地よく、ちょっとオシャレにしてくれるヒントをぎゅっと詰め込んでご紹介。読み終えるころには、きっと「私も扇子、欲しいかも…!」って思っているかも?

扇子が再注目される理由

機能性と美しさを兼ね備えた“和モダンアイテム”

扇子って、単なる涼をとる道具だけじゃないんです。最近では、デザイン性が高く、コンパクトにたためて持ち運びも便利という点が、ハンディファン以上に評価されているポイント。とくに電車の中や会議中など、音が気になる場面では静かに風を送れるって、意外と大事なんですよね。

しかも、木や竹、和紙など自然素材の手触りや香りが五感に心地よく、日常に“和の癒し”をプラスしてくれる。つまり、暑さ対策だけでなく、ライフスタイルそのものを豊かにしてくれるアイテムなんです。

SDGs時代にマッチするエコな選択肢

電池や充電を必要としない扇子は、まさにサステナブルなアイテム。自然素材で長く使えるものが多く、「使い捨て」ではなく「育てる道具」としての魅力が見直されているんです。

また、企業やブランドによっては、間伐材やリサイクル素材を使った扇子も登場していて、「涼しさを楽しむ=地球にもやさしい」という発想が広がっているのも今っぽいですね。


最新!2025年の扇子デザイン事情

モダン柄×伝統技法が人気

今の扇子は、いわゆる“和柄”だけじゃないんです。北欧風の幾何学模様、マーブル調、抽象画のようなアート扇子など、「一見、扇子に見えない」ようなデザインも増えています。

でも、作りは昔ながらの職人技で、骨組みには京都の竹を使い、紙は越前和紙など、日本の伝統工芸を守りながらもデザイン性を現代にアップデート。持っているだけで「センスいいね」と言われること間違いなしです。

性別・年齢を問わないユニセックスな展開

以前は「女性が持つもの」「お年寄りの持ち物」というイメージがあった扇子。でも今は、スーツに合うシンプルな黒系や、ミニマルデザインの扇子が登場して、男性ユーザーも急増中

しかもキッズ用や親子でおそろいにできるシリーズも出てきていて、家族で楽しむ扇子ライフも広がってるんです。どんな世代でも“自分らしい一本”が見つかるのも、今の扇子のいいところ。


日常で使える!扇子の活用シーン

夏祭り・浴衣スタイルに華を添えて

やっぱり扇子が映えるのは、浴衣との組み合わせ!最近では「帯に差すだけでかわいい」「写真映え抜群」とSNSでも人気で、推し活にも使える“デコ扇子”も話題です。

友達との花火大会やお祭りの日、いつもの浴衣に合わせて、ちょっと個性のある扇子を持つだけで、一気に夏の主役になれちゃうかも。

ビジネスや通勤中のスマート涼感アイテム

通勤電車や外回りの仕事中、「ちょっと涼みたいな…」ってときありませんか?そんな時こそ、ポケットやカバンからさっと出せる扇子が便利。

最近では“ビジネス扇子”として、レザー調のケース付きや、ネーム入りのオーダー品も登場。自分用にはもちろん、父の日や上司へのちょっと粋なギフトとしても人気です。

インテリアや香りグッズとしても使える

実は扇子って、使わないときでもおしゃれに飾れるんですよ。お気に入りの柄の扇子を立てておくだけで、部屋の雰囲気がぐっと上がります。

さらに、最近人気なのが「香り付き扇子」。アロマを含ませた和紙を使ったり、お香のような匂いがほんのり香るタイプもあって、ひと扇ぎするたびに癒される…そんな癒し時間にもぴったり。


初心者さん向け!扇子の選び方とお手入れ

はじめて買うならここをチェック

まず注目したいのは「骨の本数」。骨が多いほどしっかりしていて、風がやさしく広がります。一般的には30〜35本くらいが標準

あとはサイズ感。女性なら7寸(約21cm)前後、男性なら8寸(約24cm)が多いけど、バッグに入れたい場合はミニサイズの「短地扇子」もおすすめ。自分の持ち歩きスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。

長く使うためのお手入れポイント

使い終わったあとは、しっかり乾かしてから収納。湿気が多い場所に放置するとカビの原因になるので、通気性のいい袋に入れて保管しましょう。

紙が破れそうなときは、無理に広げずプロに相談を。最近は扇子専門店や百貨店で修理サービスもやっているので、気に入った一本を大切に長く使うのも粋ですね。

まとめ

暑い夏、ただ涼しさを求めるだけじゃ物足りない。そんなときこそ、扇子という選択肢を取り入れてみませんか?持つだけでちょっと気分が上がる、見た目も使い心地も満点のこのアイテムは、まさに今の時代にぴったり。

浴衣と合わせて夏のお出かけに、通勤のおともに、インテリアや香りアイテムとしても。あなたの暮らしの中に、そっと「和の風」を取り入れるだけで、いつもの日常が少し優しく、少しおしゃれに変わっていくはず。

今年の夏は、エコでセンスの光る“扇子ライフ”を始めてみませんか?その一扇ぎが、きっとあなたの毎日をちょっと素敵にしてくれますよ。

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